ビットコイン下落中、暗号資産も長期積立でドルコスト平均法がベスト?

投資
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暗号資産が軒並み下落しています。世界的なインフレ抑制や世界同時不況への懸念からリスク資産からの撤退が顕著です。

こうした下落局面は今後も訪れるかと思いますし、いつが底値か、いつから上昇するのかはプロ投資家にも分かりません。

機関投資家が巨額の資金を引き揚げていることから、個人投資家としては安く購入できるチャンスでもあるのですが、まとまった資金がないという方も多いのではないでしょうか。そんな時は時間を味方につけて、毎月少ない金額でコツコツと積立投資をしておくことをおすすめします。

そもそも、長期的にみて「暗号資産が世界中で決済手段として使われるようになる」と信じられるかどうかがポイントです。Web3の世界はすぐに到来するわけではないので、かなり長期に渡って我慢しなければならない可能性があります。

よって、現時点で高齢の方であったり、余裕のあるお金がない方であれば無理して暗号資産に投資をする必要はないのではないかというのが私の考えです。

現時点で年齢が若い方と資金に余裕のある方にとっては、今の相場は適正~安値の価格であるように思いますので、投資のうまみを享受するために毎月コツコツと購入しておくことをおすすめします。

日本の企業で働いて日本の社会で生活するのであれば、大部分を「円」を持つことになりますから、暗号資産に資産を分散しておくことは資産を為替ヘッジすることにもなります。

熟考しなければいけないのは、資産に占める割合の部分、いわゆるポートフォリオの部分です。暗号資産は現時点で通貨としての利便性が十分ではない点、将来的にいつどれだけリターンを生むのか不透明な点から、全資産の10~20%程度にしておくほうが賢明です。ポートフォリオの50%~60%は伝統的資産である株式投資、とりわけ先進国株式、新興国株式に振り分けておくことがよいかもしれません。

株式は伝統的資産と言われるだけあって100年以上の歴史がありますから、長期的にみて今後もトレード対象として残る可能性が高いです。ですから、株式をメインに据えておくことでリスクは最小限に抑える事ができていると考えてもよいかと思います。

暴落で資産が減るのが怖い方や追加投資できる資産がない方は、債券や金などでリスクヘッジしておくとよいと思います。40代である私は、まだ債券や金に資産を置く事は考えていませんが、50代以降は債券や金もポートフォリオに組み入れる事を考えています。

少し暗号資産から話がそれてしまいましたが、変動の大きい暗号資産は長期分散積立の投資手法が有効になるカテゴリーであると思います。少額でポートフォリオの20%を超えない範囲でビットコイン、イーサリアム、・・・etc、取引金額の大きい通貨を分散して持って置く事で、短期的な資産額の上下を抑えて長期的なリターンが狙えると思います。(因みに私は現時点で全資産の10%を暗号資産に移しております。)

つまり、暗号資産の投資においても長期・分散・積立の手法が有効であるという結論になります。今からまだ下がっても買い、変動が大きくても買い、横ばいでも買い、・・・、とコツコツ買い続けることができれば、上昇トレンドになったときに大きなリターンが狙えます。そして、そのリターンは株式のリターンよりも大きくなると予想しています。

暗号資産の投資においては、くれぐれも、「今が底値だ!」と、買い急ぐのではなく、「まだ下がるかもしれない」という冷静さを失わずにコツコツと買い続けてください!

そして多くの情報を加味して、決して記事や意見を鵜呑みにすることなく、ご自身で冷静に判断されることを切に願います。

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