私にとって仕事を進める上で精神的な面は非常に大きいです。気分が乗らないとやるべき事が一日経っても進んでいかないことは、よくあります。
そんな私に強制的なやる気スイッチが入るのは、上司が見ているとき、仲間に頼まれたとき、お客さんに急かされたときです。
締め切り効果なのか、承認欲求が働くのか、爆発的な集中力とスピードで、事も無げに淡々と粛々と取り組むことができるんです。
このスイッチが入らない時は、もう自分が情けないくらい無駄な動作が多くて集中力のかけらもありません。
社会人はプロですから、やりたくない仕事でも結果を求められるということは理解しているつもりですが、精神的な要因に振り回されている自分はまだまだ甘いのでしょう。
プラスで考えればまだ成長する余地があるということなのでしょうが、いい歳をした大人が浴びせられるのは、ただの怠慢だろ、って罵声です。
出来る限り精神的な要因を排除して安定したパフォーマンスを上げ続けるにはどうしたらいいのか。つまり集中して仕事をこなせる状態に追い込むためにはどうしたらいいのか。
これまでの社会人経験から私なりに導いた結論は、雑念からの離脱です。すなわち、雑念を生まない状況を整えることに全力を注ぐということです。
即決即答できる案件はすぐに片付けてしまうことが雑念排除の第一歩になります。じっくり取り組まなければいけない仕事の数が増えるとモヤモヤして注意力が散漫になってきます。ですから即決できる案件は先伸ばしにしない事って、すごく重要なのです。
<やる気が起きない場合の処方箋>
簡単な仕事こそ全力を注ぐ
共感いただける方もいらっしゃるかと思います。新社会人のみなさん、これから社会人になるためにリクルートスーツ姿で歩いている学生さんは、おっさんの戯言として記憶の端っこの方にとどめておいてください。
最後までお付きあいいただき有り難うございます。