新年度に向けて引っ越しシーズン到来です。
自分で決めた引っ越しもあれば、外部に強制された引っ越しもあります。
どちらもストレスは大きいです。
人間は変化を嫌いますからね。
特に、年をとればとるほどに。。
引っ越しのストレスって、自分が思った以上に大きかったりするんです。
震災での引っ越しだったり、借金で差押えられての競売だったり、左遷人事での異動だったり。
外的要因の強い引っ越しは、憂うつでしかありません。
その上、環境が合わなかったりしたら、もう・・・。
ため息の毎日です。
一方で、自分で決めた引っ越しでもストレスはあります。
念願のマイホームだったり、希望部署への栄転だったり、気分転換の引っ越しだったり。
自分で決めた引っ越しにも関わらず、ストレスはついて回るんです。
子供が転校先で馴染めない。。生活音が気になる。。方言が分からない。。ゴミの分別が細かくなった。。道が分からない。。などなど。
些細なストレスもありますが、塵も積もれば山となって、イライラします。
ストレスの原因ははっきりしています。
前の方が良かった。
つまり、慣れた場所との比較でストレスが生じている場合がほとんどです。
自分で勝手に以前の住み慣れた環境と比べてしまい、ストレスを産み出しています。
よく考えてください。
大人だって時間が掛かるのに、子供が転校してすぐに馴染めると思いますか?隣人が変わるのですから、近所付き合いも変わるのと思いませんか?
うまくいかなくて当たり前、適応するのに苦労して当たり前なんです。
けれど、時間を掛けて新しい環境に慣れてしまうと、なんとも居心地がよかったりもします。
するとまた次の引っ越しでストレスが起こってみたり。
日本国内の引っ越しだけでも相当なストレスが溜まるのですから、海外への引っ越しストレスは尋常ではないでしょうね。
では、このストレスを軽減させるにはどうしたらよいでしょうか。
引っ越しによるストレスを軽減させるには、前の暮らしと比べないこと、文化として違いを受け入れること、が大切です。
なかなか難しいんですけどね。
いっそのこと、違いを発見することを楽しむくらいでないと、やってられません。
新しい環境で不安も大きいですが、後ろを見ずに前を向いていきましょう。
最後までお付き合いいただき有難うございます。