心的外傷ストレス、憎しみが消えない

健康
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心的外傷ストレスって多かれ少なかれ誰しもが経験したことがあると思います。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)のように診断されるレベルになると、うつ状態になってしまいますが、学生であれば先生にどなり散らされた記憶や、会社員であれば上司の心無い一言がフラッシュバックした経験はあるかと思います。

程度は軽いものの、度々思い出される心的外傷ストレスって、なんかムカつきますよね。­

自分の意思と関係なく、度々その時の事が思い出されては、落ち込んだり、怒りが込み上げてきたり。

人間は本来自分のやりたい事や、使命を見つけて、気の向くままに行動する生き物だと思うのです。集団生活が長かった祖先は、仲間が喜ぶことを優先して行動を選んでいたはずです。

それが、悪意に満ちた、というか、本人の納得の行かない叱責や暴力を浴びせられると、本来備わった自分のやりたい事に自信が持てなくなってしまうんです。

個人的に私が心的外傷ストレスとして覚えているのは、幼稚園の先生に大声で叱りつけられた経験です。

三つ子の魂百までも。今でもそのシーンはフラッシュバックします。長く生きると、もっとひどいストレスもありましたけど、小さい頃は抵抗できませんからね。

今、子育てでイライラしている方、子供に八つ当たりしそうになった時、思い出してください。あなたの心ない一言が、どれ程長い間、一人の人生を苦しめ、人格形成に影響させるのかを。

仕事で部下を持っている方も同じです。寛容さを持って接してください。

私は今でも思い出す度にイライラする事があります。アドラー心理学でトラウマを否定しようと試みましたが、やはり、ひどい仕打ちを受けた事に対する憎しみはなかなか消えないものなんです。

自分でコントロールできず、ふと思い出されては、苦しむことに時間を奪われる。だから心的外傷ストレスってムカつくんです。

最後までお付き合いいただき有り難うございます。

 

 

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