変革の時代、会社は誰のものか

放談

QRコード決済アプリでは、ラインペイ、ペイペイ、オリガミペイの3つを使い分けています。

最近はキャンペーン合戦がすごいので、利用する側としては、キャンペーン中のお得なアプリを使う事になります。

各社とも数百億円規模のキャンペーンを打って出てますからね。小資本でこれから参入しようとしても厳しい状況です。

数年間は赤字覚悟で利用者を獲得して、後からじっくり回収するっていうビジネスモデルですから、銀行各社は簡単には真似できません。

「堅実に着々と利用者を獲得し・・・」なんて悠長なことを言っていると時代に乗り遅れてしまう。そんな変化のスピードが速い時代ですから、経営陣が高齢で考え方に柔軟性がない場合、完全にスタートダッシュが遅れて、取り戻せなくなるでしょうね。

最近のニュースで、野村証券が赤字になり、そのうちSBI証券に抜かれるという記事を見ました。

既存のビジネスモデルが通用しなくなり、情報化で賢い消費者が増えてきたということでしょう。店舗を構えて、アドバイスをして、ファンドや証券の売買をすすめて手数料を稼ぐというスタイルは、もはや時代遅れです。

・店舗はいらない⇒ネットで十分

・アドバイスはいらない⇒ネットで調べられる

・売買のすすめはいらない⇒自分で判断する

これだけ賢い消費者が増えてくれば、マンパワーで大量の従業員を抱える証券会社は、コスト競争に限界も出て来ますから、野村證券がSBI証券に負けるというのも納得でしょう。

私が就職活動をしていた頃、「野村證券に内定した」っていう友人がいて、「すごいなぁ、いいなぁ」と声を掛けましたが、今「野村證券で働いている」って聞いたら「大変ですね」と声をかけそうになります。

それでも給料だけみたら、野村證券の社員さんたちは貰っていると思います。私とは比べ物にならないくらいに。。しかし、人間は不確かなものを恐れるといいますか、将来が見通せなくなると、とたんに不安になって息苦しくなるものなので、今の給料は良くても大変なことに変わりはないんでしょうかね。

これから展望の明るい業界っていうと、介護業界が真っ先に浮かびますが、現状は現場に不満が滞留していて、離職率が高いそうです。

知人も介護施設で施設長を任されていますが、とにかく人がすぐに辞めてしまうことを嘆いていました。介護業界での不満は、仕事に見合った給料がもらえていないってことなんだと思います。

結局、人は良い暮らしがしたいのであって、そのために働いているんですよ。

仕事に生きがいを!とか、やりがいがあるから給料は気にしません!はきれいごとで言いますけどね。副業でもうけていたり、生活に困らないだけの蓄えがある富裕層なら別ですけど、庶民はきれいごとばかり言ってられませんよ。

かくいう私も庶民ですから、きれいごとを言うつもりはありません。ただ、時代の変革が起こる中で、既存のビジネスモデルに貢献してきた人たちを否定することはしたくありません。

今までの時代に合ったビジネスモデルの枠組みで社会に貢献してきた会社が、これから厳しい時代を迎えますが、どうか軟着陸をしてください。と、切に願います。

新しい時代にあったビジネスに参入できるだけの余裕があればいいですけど、おそらく多くの会社は縮小均衡の波にのまれるでしょう。そんな時こそ社員を大切にして欲しいんです。日本の会社の良さってやつです。

大量な人員削減しました!と株主にアピールするのではなくて、従業員と向き合って出来る限り雇用を守るという姿勢がないと、会社に残った社員の士気や忠誠心にも影響しますからね。そこは慎重にやってもらいたいものです。

結局、会社は誰の物かってことになりますけど、個人的には経営者と従業員に重きを置くべきだと考えています。株主も大切ですが、危機的な状況に陥ったときこそ、日本的な経営の原点に立ち返ってみる必要があると思います。

最後までお付き合いいただき有難うございます。

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