日本にいながら国際交流のチャンスもある?ゲストハウスに泊まってみた

放談
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ゲストハウスという宿に泊まることにしました。

ゲストハウスってどんな感じなんだろう?って疑問に思ったもので。

泊まってみて、なるほどね、これがゲストハウスなんだって納得しました。

簡単にいうと、外国人旅行者が安く泊まれる宿って感じでした。

広い部屋に薄い布の仕切りがあって、共用のトイレ・風呂がある感じです。

カプセルホテルや漫画喫茶より、もっとプライバシーが少ない感じで、登山で泊まる山小屋よりもプライベートな空間が持てる感じでした。

要するに、山小屋以上、カプセルホテル以下って感じです。(あくまで私の感想です。)

薄い布の向こうに知らない人がいるのって、人によっては落ち着かないと思うんですけど、私は全くといっていいほど気になりません。

みごとに熟睡してました。

ゲストハウスといってもサービスは様々なんでしょうけど、今回泊まったところは、ドリンクが無料サービスで嬉しかったです。

そして、そして、なんと、朝食もサービス!

ええっ!経営は大丈夫なの?って余計な心配をしてしまうほど、サービスが充実していました。

なんかね、きっとそんなに儲からないビジネスであることは察してしまっただけに、申し訳ない気持ちがしたんですよ。

ただ、オーナーさんが明るい方で気さくに話し掛けてくれたことが救いかな。

「儲けとかのためにゲストハウスを経営しているんじゃない!この街が好きだから、おもてなしをしてこの街ごと好きになってもらいたいんです!」って感じで。(←私の勝手な妄想です。)

こういうゲストハウス的な宿泊は、何度か経験していますけど、サービスでいうと今回泊まったゲストハウスは最高でした。

宿泊者は多くが外国人で、私の他に数人の日本人が泊まっていました。

廊下や洗面所で外国語が聞こえてくると、不思議と外国を旅行している気分になるんですよ。

外国語を聞いていると日本にいながらバックパッカーをしながら旅しているような感覚に襲われます。(←すみません、これも私の妄想です。バックパッカーの経験はありません。)

低コストで多くのサービスを受けて、しかも外国を旅行している錯覚までさせてもらえるなんて、嬉し過ぎてウキウキしてしまいました。

英語だったり中国語だったり、言葉ができれば、「どこから来たの?日本は初めて?」なんて会話もできたんでしょうけど、根っからの引っ込み思案なのと、中学レベルの英語力では話し掛けるなんてできる訳もなく、ただウキウキしてニヤニヤしてました。

ゲストハウス礼賛みたいな記事になってますけど、ひとつ不安というか心配な点としては、セキュリティーの問題でしょうか。

性善説に立てば人の物を盗むなんてことはしないんでしょうけど、盗ろうと思えばいくらでも盗めてしまう状況ではあります。

シャワーに行くにも貴重品を携え、トイレに行くにも貴重品を携え、水を飲みに行くにも貴重品を携え、顔を洗いにいくにも貴重品を携え・・・。

カバンはいちいち持っていくわけにはいかないので、「ええぃ、盗られた時はその時だ」と、腹をくくってウロウロしてました。

貴重品を持って何度もウロウロするうちに、考え方が変わってきました。「貴重品を持って移動するのって、当たり前の事じゃないか?」って。

個室で鍵を掛けられるホテルと違って、ゲストハウスなんだから、そこに泊まると決めた時点で、貴重品を肌身離さず移動するのは「当たり前のこと」だったんです。

私は部屋においたままにしてあるカバンの中には、盗られたとしてもまた買えば済むものしか入れておかないようにしていました。きっと他の人もそうしていたのでしょう。特に旅慣れた外国人の方達は当たり前のようにそうしているのだと思います。

「自分の身は自分で守る。荷物や貴重品の管理は自己責任で行う。」

外国人にとっては当たり前の考え方なんでしょうけど、誰かに荷物を漁られるんじゃなかろうかと不要な心配をしてそわそわしてしまう、私なのでした。

以上、私がゲストハウスに泊まって感じたことです。

いつか、「物が盗られたって?まぁいろんな奴がいるからな、運が悪かったと思って諦めるしかないよ」って言えるような大きな人間になりたいものです。

っていうか、世の中そんなに悪い人ばかりじゃないと思いたいものです。

最後までお付き合いいただき有難うございます。

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