アメリカのテーパリングはいつだ?っていうのが主な注目どころです。世界中の投資家が注目する中、大きな進展はありません。デルタ株の感染拡大で経済緩和はまだ続くかもしれません。
さて、そんな8月の進捗は以下の通りです。
ファンド別 騰落率 | <当月> | <累計> |
●先進国株式 | +2.4% | +98.0% |
●新興国株式 | +2.2% | +42.8% |
●先進国株式(積NISA) | +2.4% | +46.6% |
●新興国株式(積NISA) | +1.8% | +25.1% |
計 | +2.3% | +57.0% |
新興国は中国が国策で主要企業を締め出すなど動きがあったので、市場が反応してブレ幅大きい感じです。
長期投資の視点でいえば、こういう不安定な相場では毎月定額を積み立てるドルコスト平均法が活きてくる場面です。実際に、高値感が出て伸びが鈍化してきたアメリカから中国へ投資マネーが動いているというニュースがありました。
ここかからは私の予想です。
「アメリカの株価は割高だけれどコロナが収束するまで極端な政策はないでしょ」っていう楽観的な状況がしばらく続いて、ダウ平均、S&P500をはじめアメリカの株価は最高値を更新し続けると予想しています。
だからといって、現時点での一括投資は得策ではないので落ち着いてください。今は新興国を気持ち多めの割合で仕込んでおく時期でしょうかね。先進国と比べると新興国は若干割安感があるので、暴落したとしても数年でもどせるくらいの価格ですから。
先進国が下落し始めて大きく落ち込むまでは一括投資は見送って、投資配分を気持ち新興国を多めにして傍観するスタンスがいいんじゃないですかね。
割高とはいっても、コロナウィルスの変異株が増えてきて経済活動再開が長引くと、じわじわと先進国株が上がり続けてしまいます。そうすると現時点での価格が安値になる可能性も捨てずに先進国にもコツコツと定額を積み立てすることもお忘れなく。
現時点ではタイミング投資の出番は少ないので、弱者の戦略である「長期・分散・積み立て」の方針で、しっかり平均点を獲得しておくのがよいと思います。
最後までお付き合いいただき有難うございました。