市販の歯ブラシのレベルが上がってきています。
とにかく種類が豊富!!しかもお手頃な価格!
歯周ポケットにも届くように毛先が細っているタイプも充実してきました。
毛先が丸い方がよいだとか、本数が多い方が効率がよいだとか、専門家によってさまざま意見はありますが、私個人的には、毛先が細いものをおすすめします。
元来、歯磨きには2分くらい時間をかける方なので、時短である必要はありません。よって毛先が細くないと、何回も無駄に往復することになってしまうのです。
毛先が細いタイプといっても、「真ん中の列だけ細いタイプ」、「先っちょだけ細くなっているタイプ」がありますけれど、歯周ポケットの深さは分からないので、個人的なおすすめは「全体的に細いタイプ」です。
具体的には、ライオンから発売されているシステマ歯ブラシの「4列超コンパクト(A41)」がおすすめです。
これがいいんです!!
ヘッドが超コンパクトなので、奥歯にまでしっかり届きます。
そして、毛先が歯の隙間に刺さる感覚もグッドです。
毛先の面積が狭いので歯の表面を磨くのに不安な方もいらっしゃるでしょうが、表面は時間を掛ければ問題ないですし、うがいでもそこそこ落ちますよね。
歯と歯の間や歯周ポケットといわれる歯と歯茎の間にしっかり届く事の方が重要だと思うのです。
しっかり時間をかけても、先が細っていない歯ブラシだったり、先っちょだけが細くなっている歯ブラシだと、満足のいくブラッシングができませんからね。
さて、磨き方なんですけど、軽く握って縦横に動かし、汚れをかき出す感じで磨いてください。
初めて使う方ですと、歯茎から出血がみられる方もいらっしゃるかもしれません(私もそうでした。)。
この出血も最初は驚くのですが、何度か磨いているうちに出血しなくなります。
歯茎が軟弱だと出血しやすいんですけど、ブラッシングによる刺激を与え続けることで歯茎が丈夫になるイメージですかね。
歯茎が丈夫な方が、もちろん歯にとってもいい事ですから、出血に恐れずにしっかりブラッシングを継続してください。ただし、くれぐれも力は入れすぎないようにご注意を!!
自分の歯で噛むという行為が、脳へ良い影響を及ぼし、認知症リスクを軽減するという話もあります。
今のうちから大切な歯を1本でも残すべく、毛先の細い歯ブラシで時間をかけてブラッシングする習慣を続けていきたいものです。
最後までお付き合いいただき有難うございます。