人口減少が著しいです。悲しいですが、これが地方の現実です。
かつて賑わっていた商店街はシャッターが閉まってゴーストタウン化してきました。
無駄に広い100円ショップも、人影はなし。
つぶれるのも時間の問題?なのでしょうか。
地方のショッピングモールも、平日は光熱費と人件費をペイできていないと思われます。
こんなにも人が減ってしまったのかと、愕然としてしまうほどです。
リアル店舗からネット店舗へ、買い場が変わった、だけでは説明がつかないような。
そもそも人口流出が止まりませんからね。
平日の店舗では、店員さんやパートさんの人員整理が進んでしまい、広い店舗にレジの人しかいない状態。
いや、レジの人しか要らない状態と言った方が適切かも。
売れないから商品補充の人員は必要ないし、発注人員も要らない。
賑わっているように見える大型スーパーでも、セルフレジの導入が進んでいます。
体力のある大型スーパーは、セルフレジと、自動発注システムを導入しているようです。
セルフレジは最初は戸惑いますが、慣れるとその方が楽ですね。バーコードをスキャンしてすぐに袋詰めができるから、効率もいいですし。説明できるパート社員が一人はついていますので分からない事はきけばOKです。
自動発注システム、これがまた優れもので、棚に並ぶ商品の個数を登録しておけば、レジを通して売れた分だけ自動的に発注されるというもの。
万引きとか、破損とかで、レジを通らないイレギュラーはあるんでしょうが、パート社員が商品を一つ一つ確認しながら発注していくのと比べると、段違いに効率的で正確です。
そして、セルフレジにしても、自動発注システムにしても、最初の設備投資こそ費用は掛かりますが、その後の人件費は減らせますので、ランニングコストは格段に下がります。
つまり、人手が必要とされないのです。
時代がもっと進めば、生体認証でレジ精算できるようになるでしょうか。キャッシュレス社会になっているかもしれません。
そうなると、もはやパート社員さんの活躍する場は減ってくるかもしれません。
棚に商品を補充したりディスプレイしたりするのは人なのかもしれませんので、ごく限られた少人数でオペレーションが可能です。
AIが仕事を奪うなんて言われていますが、既に今のIT 技術が人の仕事を奪っているんです。
AIが進歩して、セルフレジの説明ができるようになって、陳列の乱れを直したり運ばれてきた商品を補充できるように学んでいけば、人に勝ち目はないです。
働き方改革は、否が応でも起こってくるのだと実感しますね。
最後までお付き合いいただき有り難うございます。