寝起きに鼻がムズムズして、ティッシュで「チーンッ!!」と鼻をかみました。
いつものことです。
ただ、いつもと少し違ったのは、強くかみ過ぎたということ。
力を入れて鼻をかむと、右の耳の奥でズボッと音がしました。「やばいっ!やり過ぎた!」と本能的に感じます。
すると、目の前の景色がゆっくりと傾き始めたのです。
まっすぐに立っていられない状況です。
「耳石がおかしなことになったんかなぁ」と、自分の意識は冷静ですけど、とにかく物につかまって、転倒を防ぎます。
少し時間が経って、景色の傾きと体のぐらつきは治まったんですけど、右耳はボーっとしたままです。
耳抜きと逆の状態が必要なんです。
試しに「あくび」をしてみたら、右耳のボーっが余計にひどくなりました。
困ったぞ、でもどうすることもできないぞと、諦めの境地です。
すると、少しして今度は乗り物酔いになった時の気分に。
「気持ち悪い・・・。」
おそらく景色が傾いた時の影響が脳に届いて、乗り物に酔ったと錯覚したのでしょう。
朝からこんなのって、憂鬱・・・。
安静にしていよう。
運よくその日は仕事が休みだったから助かりました。
時間の経過とともに、少しずつ右耳のボーっがおさまり、数時間後にようやくゴボッという音と同時に「元に戻った!」という感覚を得ました。
でも乗り物酔いの感覚は残ったままで、こいつを取り除くにはさらに時間を要しましたけどね。
風邪引いた時なんかに、鼻を強くかみたくなることってあると思いますが、この話を思い出して、ほどほどにしておきましょうね。
最後までお付き合いいただき有難うございます。