物事を損得で考え出したら、誰だって損はしたくないでしょう。そうかといって、誰にも平等に与えられた時間の中で何をしたら損で、何をするのが得かなんて考える時点で損しているよなんて指摘されそうですが、今回昼寝の時間って損得でいうとどうなのか考えてみました。
昼寝、それは木漏れ陽の下でハンモックに揺られての休息。昼寝、それは、避暑地の別荘で小鳥のさえずりをBGMにまどろむひととき。
十分な英気を養うのに最高のシチュエーションでの昼寝は損得でいくと超お得です。
しかし、現実は残酷なものです。自宅にある中綿がつぶれた固い感触の座椅子でごろごろ過ごす昼寝。夜更かしが体にこたえて職場の個室トイレにこもってひんやりした便座の上でうつらうつらと船をこぐ昼寝。これって損得でいうとどうなのかっていうシチュエーションですよね。
同じ昼寝という行為なのに、用意された空間と気持ちのゆとり次第で損得が決まってくると思うのです。私は車を運転中に眠くなった時に休憩としてする仮眠は必要に迫られた昼寝という位置づけにしています。この基準でいくと、職場のトイレでの昼寝は必要に迫られた昼寝に近く、自宅の固い座椅子での昼寝は必要に迫られた昼寝からは少し遠い位置づけになります。
自宅でゴロゴロの昼寝は、ハンモックでの昼寝や別荘での昼寝のように英気を養う部類に少しだけ近い気がするのです。別に昼寝しなくてもいいけれど、気持ちがいいから昼寝でもしようかと、他の選択肢の中から自ら選択して昼寝を選んだという点で共通していると思うのです。
<今日の結論>必要に迫られた昼寝は損、自ら選択した昼寝は得
仕事中にどうにも眠くなった時の昼寝は、職場から逃げ出す訳にもいかないので、そもそも選択肢がない中で必要に迫られての昼寝度100%です。普段の私は仕事中の昼寝を大切にしています。ってことは、私の人生って昼寝による損失規模が大きいってことになるのです。はぁ~とため息が出てしまいました。
最後までお付き合いいただき有難うございました。