価格過敏症は損をする

放談
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アフターフォローや景品といったサービスは要らないから、価格を安くして欲しい。ネットで情報を得られるようになった現在、私もこうした傾向が強くなりました。

新しい家電が欲しくなった時にまず家電量販店で説明を聞きながら実際に触れてみて、家に帰ってから価格比較サイトで安値を調べて、どの時期まで待てばお得になるかを過去のデータから予測して、と念入りに調べ挙げることって当たり前の行動になっています。

最終的に買い物は決断が必要なので、どこかのタイミングで買うわけです。
問題なのは買った後も、値段下がってないよね、他で安売りされてないよねって不安な日々を過ごすことです。
買う決断を下した後になっても、必要以上に必死になって価格を調べる行為。自分の行動を正当化したくて、いい買い物をしたと思いたくて、ついつい価格をチェックしてしまう、ここまでは分かります。どうしても気になるものですしね。
深刻なのは病的なまでに長期に渡って価格を調べなくては気が済まないと、とにかく調べまくることです。新型が出ればいずれ価格は下がるでしょうに。そんなことで一喜一憂してもしかたないのですが。

自分を正当化したいという心理を満足させるために、新車のコマーシャルは新車と言える時期を過ぎてもしばらくの間、格好いいコマーシャルを流し続けるそうです。そりゃ車くらいになるとね、絶対に後悔したくない気持ちは分かります。

ただ、数万円の家電だったらどうですか。買う決断を下した後で長期間の心理的価格過敏症に見合うでしょうか。買った後で毎日価格をチェックし続けるのって、リターンの見込めないことにコストを費やし続けるってことですからね。

結論

買うまでは全力で価格調査を、買った後は元を取る気持ちで価値に専念

欲しい物を欲しい時に欲しい価格で買ったんですから。振り返ってばかりでは、かえって損しますよ。

最後までお付き合いいただき有り難うございます。

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