コロナショックで総資産の2割が吹き飛びました。しかし、累計のトータルではプラスを維持しています。時間のリスクが分散できています。これが長期積立投資のメリットと言えます。
インデックス投資がどうなのか、つみたてNISAが儲かっているのかどうなのか、気になる方も多いと思いますので、私の現時点での過去5年分を含めた進捗状況を公開します。
※表の内訳①はインデックス投資(先進国株+新興国株)、内訳②はつみたてNISA(先進国株+新興国株)です。
リターン率 | 計(①+②) | 内訳① | 内訳② 積立NISA |
累計 | +3.17% | +3.73% | ▲11.82% |
2020年 | ▲20.90% | ▲21.00% | ▲18.70% |
2019年 | +20.85% | +21.06% | +16.18% |
2018年 | ▲14.28% | ▲14.36% | ▲10.83% |
2017年 | +24.03% | ||
2016年 | +6.13% | ||
2015年 | ▲10.90% | ||
2014年 | 12.27% |
つみたてNISA制度の開始時点が世界的株高でしたので、現時点では-11.82%、11万円の減少となっています。長期投資ですからゴールはまだ先の話ですし、この先数年はコロナショックが経済を押し下げる可能性を加味すれば、コツコツ仕込むタイプのつみたてNISAは口数を多く増やせる時期であると思います。
つみたてNISAのように毎月決まった金額で購入し続けるタイプの投資は、世界的な株価下落の状況は安く仕込めるチャンスであると言えます。ただし、現時点の株価が割安といえるかどうかは誰にも分からないことも事実です。これからさらに株価が下がるかもしれないし、上がっていくかもしれない。先が読めないからこそ、時間を分散させて買っていくのです。
今の値段が高いか安いかなんて、ずっと先の未来のゴール地点から振り返ってみないと分かりません。だから、今は何も考えずにコツコツと買い続けるしかないです。高いと思っても一定額を投じる、安いと思っても同じ額を投じる。長期的には株価は右肩上がりであるということは歴史が証明していますので、信じて買い続けるということ。それがドルコスト平均法の考え方だと思います。
とはいえ、コツコツ投資を続けるのも単調で飽きてきます。次に世界経済が好調になった時、パーッと売り払ってセミリタイアしてやろうか、といった雑念も沸いてきます。現実はコロナショックで先の見通しがつかない足元が不安定な状況なのに。
先が見通せないからこそ、長期積立投資ってことでまとめます。どうせやるなら非課税でおいしいつみたてNISAを始めない手はないですよ。結局はそのことを伝えたいのでした。
最後までお付き合いいただき有難うございます。