改元ってことで、お盆と年末年始以外では久しぶりの大型連休です。
10連休って、長いようで意外と短かったりもします。
普段通りの週末雑用(買い物、洗濯など)、帰省や子供の相手で大部分は費やされ、自分の時間といえば賞味2~3日あれば良い方ですかね。
リフレッシュにはちょうど良かったりするのかもしれませんけど、私にとっては短いです!!
ボーっと過ごす時間が少ないんですよ。
何も考えずボーっと過ごしたいんですよ、なんならアジア周辺を目的なくプラプラしたいんですよ、私は。
そうすると10日間は短くて、3ヶ月だとか半年だとか、サバティカルな休暇が望ましいんです。
1年の休暇は長すぎて勘が鈍る心配もありますが、半年くらいならせいぜい1週間でリカバリーする自信はあります。
なので、働き方改革として、サバティカル休暇を推進してもらいたいものです。
そのためには、今の年配の、頭の古い、経営者の方々の意識改革が必要なんです。経営陣が本腰入れて働き方改革を指示しないと、部長・課長クラスの管理職は絶対声をあげませんからね。
人口ボーナスでバブル時代を経験していると、仕事はやればやった分だけ成果が出る!っていう古いカチカチの考え方になりますけど、今はそうじゃないんです。
はっきり言います、今は働いた分だけ成果が出る時代じゃないんです!
じゃあどうするか。
経営者としては、労働者が長く心地よく働ける環境を整備することが大切になってくるのだと思います。
『長く心地よく』働ける環境ですよ。
労働者は「業績が上がらないから給料が上がらない」というのは分かります。でも、「給料は上がらないけど業務量は増える」というのは理解し難い問題です。
その不満が大きくなると、従業員が辞めていくという事態に陥るのです。
年配社員は残るでしょう。今まで貰い過ぎていたわけですからね。でも、若い社員は面白くありません。給料が上がらないのに業務量と責任が増えていくんですからね。そりゃ辞めますって。
若者の離職問題を考えた時、本当は、給料を上げるのが一番の解決策だと思うんですけど、すべての会社ができる訳じゃないことも分かります。であれば、せめて休みを与えて欲しいと思います。十分だと思えるくらいに。
十分な休みをもらえていると感じたならば、つまり、ワークライフバランスが取れていると感じたならば、多少嫌なことがあったとしても若者が辞めるという事態には至らないと思います。
十分な休みってどのくらいかって?10連休くらいじゃ足りないんだよって話です。
若者の離職を真剣に考えるなら、サバティカル休暇導入を検討しましょうよ。
そろそろ、そんな時代に変わりつつあるってことを経営者には意識して欲しいものです。
最後までお付き合いいただき有難うございます。