宅建士試験の合格は難しいです。
試験内容が難しいのではなく、合格が難しいんです。
なめてかかってはいけませんよ、1点が明暗を分けますから。
私自身、1点足りなくて不合格となり、絶望というか失望というか、相当に落ち込んだことがあるので、合格するってことの難しさを改めて言わせていただきました。
さて、そんな宅建士試験ですが、いつから勉強を始めるのがベストか。
私のおすすめは3月からの勉強開始です。
宅建士試験合格に必要な勉強期間は6カ月です。半年は勉強するぞ!と覚悟しましょう。
3カ月で受かったとか、2週間で受かったとか、そんな声は無視してください。
そこそこ法律知識がある人なら別ですが、私と同じく全く知識ゼロからスタートされる方は、試験勉強期間を6カ月に設定してください。
宅建士試験は10月の第3日曜日ですから、逆算すれば3月からの開始ということになります。
宅建士予備校の通学講座もほとんどが3月からの開始に設定されています。
そもそも、日本の会社って3月決算が多いので、人事異動は4月からって会社が多いのではないのでしょうか。
2月か3月の頭には内辞が出て、人事異動による転勤があるかどうかが分かるかと思います。
もし、来年の合格を目指すなら、内辞が出て転勤がないことが分かった時点で通学講座に申し込んでください。
3月の受講開始に間に合うように。
なぜ3月にこだわるのか。
いいですか、宅建士試験の最大のライバルは不動産業者ではないんです。
学生です。学生が最大のライバルです。
宅建士試験の申込みは7月末までなので、ほとんどの学生は5月~7月から試験勉強を意識して勉強を始めます。
時間に余裕があって、記憶力があって、試験慣れしている学生がライバルなんですよ。
これが3月から試験勉強を開始する必要がある理由です。分かりますか?
同じ期間の勉強では学生に勝てないかもしれない。でも、勉強の開始時間が早ければ、学生よりも早く始めてさえいれば、勝てます。
試験への本気度が違いますから。大人の意地をみせてやりましょう。ただ、そのためには学生が始める前から基礎を固めておくこと。アドバンテージは必要です。
まとめます。
①宅建士試験は6カ月の勉強期間が必要
②通学講座は3月開始が多い
③学生がライバルなのでアドバンテージが必要
以上が宅建士試験の開始は3月がベストだという理由です。
勉強のスタイルに関しては、私は通学講座をおすすめしますけど、問題集を買ってご自身でペース配分ができる方なら独学でも構わないと思います。
ただし、全く初めて宅建士を始める方は、通学した方が一発合格する可能性が高まると思いますよ。何回も受けるのは辛いですから、お金は掛かりますが、一発合格への近道を目指しましょう。
とにかく、3月からの半年間は宅建士になるぞ!というモチベーションを持って、一発合格する覚悟で臨んでください。
あとはやるだけです。
応援しています。
最後までお付き合いいただき有難うございます。