バンコク、ハノイ、ホーチミン、シェムリアップ、・・・etc、どこも活気があって素敵な街です。
ただ、排気ガスによる大気汚染がもう少しマシだったらなぁと思ってしまいます。
海外移住したい!と考える人で、東南アジアを移住先の候補とする方は多いのではないでしょうか。
家賃が安い、物価が安い、果物が安い、とにかく生活コストが安いです。
生活インフラが整っていない点は多少は我慢できるんです。
が、排気ガスによる大気汚染だけは・・・。
東南アジアの都市は、数日滞在しているだけでノドがやられます。イガイガしますし、痰がからみます。
よってマスクをして生活することになります。
なんかね、街を歩くのにマスクが要るって、いちいち面倒なのです。。
日本でも今でこそ東京の空気はキレイですが、昔はひどかったことを思い出しました。
昔、私が東京で生活していた頃、排気ガスによる大気汚染で、東京で生活していると鼻の中が真っ黒になりましたし、部屋の窓を開けていたら黒いススが積もるんですから、ひどいものでした。
その後、排ガス規制が強化され、東京を走れなくなったバスやトラックが地方都市に流れていったものですから、今度は地方都市の大気汚染が進みました。
空気がキレイといわれる地方都市を歩いていた際に、東京から払い下げられた黒いススをまき散らすバスやトラックに苦しめられた思い出があります。
今、先進国と言われる国の都市は空気がキレイになりました。
エコカー減税など国の政策もあって、車もクリーンな方向に進んでいます。
しかし、一方で日本を走っていたススをまき散らす車が中古車として東南アジアで活躍しているのですから、困ったものです。
かつての東京→地方都市への大気汚染の移行とそっくりです。そりゃ空気も汚れますよ。
東南アジアはもともとバイクやディーゼル車がガンガン走ってますから、排気ガスの量は・・・、それはそれは恐ろしい量だと思います。
電動スクーター、電気自動車の普及が進まない限り、解決しない問題です。
でも、裏を返せば電動スクーターや電気自動車の普及が進んで今よりも空気がキレイになったなら、私は大喜びで東南アジアの都市に移住します。
海外移住を思いとどまらせる大きな要因は排ガスと大気汚染ですから。
排ガス?そんなに気になる?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、排ガスが原因とされる死者数は数百万人だという事実はご存知ですか?
人生を楽しむために移住した先で排ガスによる大気汚染で健康を害してしまったのでは本末転倒です。
医療費は高いですから。。
東南アジアの空気がキレイになるには、あと20年くらい掛かると予想しています。
私の健康寿命を考えると、そんなに長くは待っていられない。。焦ります。
あとは、どの国が、どの都市が積極的に電気自動車推進と排ガス規制に本気で取り組むか、そしてキレイな空気の街として結果を出すかですね。
キレイな空気になったら、その街に私は移住します。
自分で都市を選べないのは残念ですが、本気で取り組んだ都市は、私のような考えの移住者が増えると思いますから、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいものです。
最後までお付き合いいただき有難うございます。