肌の弱い私にとって、お店の商品補充で出たダンボールをつぶすことは、肌の油分を持っていかれることになり、もはや拷問に等しい。。
そして、今日はダンボールを潰しまくった結果、指先はガッサガサです。
指先が一年中荒れている私にとって、ダンボールは天敵といえます。
保湿クリームを塗りまくりたいのですが、お店に並べる商品がベトベトしてしまっては、お客様に申し訳ないので、ここは素手で我慢して勝負。
当然毎日惨敗して指がガッサガサになるわけです。
指がガサガサになると、バリア機能が失われて、猛烈にかゆみがでてきます。
最低の悪循環、まさに負のスパイラル。
「指、どうしたの?ケガしてるよ?」
という、同僚の心無い言葉が突き刺さります。(心配してくれているお気持ちは十分に理解しているつもりですよ、ハイ。)
「ちょっとケガしまして。。」
変なプライドが邪魔をして、なるべく荒れて掻きむしった手を人目から遠避けようとします。
小売業に従事されている方で、同じ悩みを抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
コンビニやスーパーなどのレジでガッサガサに荒れた手の方を見かけると、妙に親近感が沸くのも確かです。
軍手したら?なんて意見もあるでしょう。私も軍手をして作業することもあります。
しかし、細かな作業(プライス作成だったり商品発注だったり)をする度に軍手をはめたり外したりするのは、面倒ですし、時間をロスしますから、どうしても素手で作業してしまうのです。
そして、ダンボール。。
ダンボールの中にある商品を湿気から守る役割もあるため、ダンボールは近寄ってくる水分、油分を吸収します。当然、私の手の水分と油分までも。。
この手のガッサガサ対策としては、ダンボールに触れる時間を短くすることが一番の解決策ですね。
なるべく触らない。指先でつぶそうとすると思いっきり油分をもっていかれますから、掌底(手のひらの親指の付け根あたり)でドンっとつぶします。
お客さんがいなければ足で踏みつけてつぶします(もちろん空のダンボールですよ)。
あと、ガムテープごときでもカッターで切って手の負担を軽減してみたり。薄いガムテープは指でこじ開けると毛羽立ってしまい、より多くの油分を奪っていきますから。要注意です。
そして仕事が終わったら即、保湿クリームとワセリンを塗ってバリア回復につとめます。
ひどい時は指が乾燥してぱっくり割れますが、今日はなんとか指先ぱっくり割れを起こさずセーフ!・・・。なんて、ささやかな喜びなんだろう。
肌の弱い私にとって、なるべくダンボールを触らずに仕事をこなす方法を考えることって、意外と楽しかったりもします。
ダンボールで運び込まれる商品がある限り、私の手荒れを防ぐための創意工夫は止むことはないのです。
病気や欠点を悲観することなく、今日は昨日よりも上手にできた、昨日よりも手が荒れていないぞ、って自分の成長を喜べるようにしたいものです。
なーんて、おおげさにまとめてみました。
肌が弱い自分という現実を受け入れて、対策とケアに注力して前を向いていくしかない今日この頃です。
最後までお付き合いいただき有難うございます。