小さな人気者

放談
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大人数での集団行動になると、小集団というグループが出来上がります。人は群れたがる生き物なので気の合う人同士が集まって行動するのは分かります。私もそうです。

ただ、誰からも声を掛けられなかったからといって、虚勢を張るのは人間的に小さいなぁと思う訳です。きっとその人は独りで行動する覚悟が足りないのでしょう。周りの目を気にしてしまって、人望がない、嫌われていると思われないだろうかと気にしてしまって、独りで行動するのに言い訳じみた発言をしてしまいます。

誘われたんだけど断ったんだ、いつもはグループなんだけどたまたま独りで行動してるんだという言動が出てくる。なんとも残念で小さい人間だなと思ってしまいます。

そう、そんな残念な人を批判して軽蔑していた私でしたが、つい最近やってしまいました。大勢で行動する中で、知り合いに1人?と聞かれた時のことです。その知り合いも1人でした。誘いを断った風な言い訳をして、たまたま1人になったところだと、周囲に聞こえるような声で虚勢を張ってしまいました。

私は人気者なんだよ、私を独り占めできるなんて運がいい、そう思わせたい気持ちが働いたのです。

嗚呼、私はなんて小さい人間なんだろう。後悔の嵐が押し寄せます。私は人気者気取りの小さい人間だったのです。とっさの行動で自分の本性に気がつきました。

情けない自分に送る言葉

謙虚な心で堂々と前向きに動いていれば、自然と慕われる。後ろめたい気持ちが虚勢を生む。

肝に命じます。

最後までお付き合いいただき有り難うございます。

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