どう考えても期日までに終わらない。。仕事を抱えすぎると休日さえもモヤモヤしたまま過ごすことになります。
そんな時こそ心掛けておいて欲しいのが、仕事を人に振るということ。
だからと言って、「これやっといて。」はNGですよ。
そんな頼み方されたら怒りと不満を買うだけです。こっちだって忙しいんだよ、って顔されるのがオチです。頼みやすい後輩だからって、親しき中にも礼儀ありですから。
まずは、日頃のコミュニケーションを心掛けましょう。自分が忙しくなる前に、無償の奉仕をすることです。
森田まさのり先生の漫画、ROOKIESでこんなセリフがありました。「人に好かれたいなら、人を好きになる事だ。」って。
人に好かれていないと、いざというピンチで助けてもらえないんです。
が、しかし、せっぱつまっている場合、そもそもそんなコミュニケーションをとってこなかった場合、どうしたらいいか。
その場しのぎですが、とにかく同情を買うしかないです。
「私は今から○○と、○○で時間をとられてしまって、手が回らないから、お手伝いいただけませんか。」と、理路整然と助けを請います?でも、これってどう思います?
かなりツボは押さえているんですけど、あなたの事情なんて知らないですよ、って感じですよね、押し付け感が強い。
ちょっと工夫するだけで、仕事を振った後の感じが違います。
この場合、クッション言葉が足りてないんです。いきなり本題に入り過ぎなんです。自分が忙しい時こそ、人にお願いする態度を最大限に気を付けなければいけませんよ。
「お忙しいところ申し訳ないんだけど・・・」、「お願い聞いてもらえません?」と、仕事を振りたい相手のことを気遣っているという態度を出すことが大切です。このファーストインプレッションに全力投球してください。ここで気持ちよく受けてもらえるかどうかが、99%決まると思ってください。
日頃コミュニケーションがとれていないからこそ、「あなたが忙しいのに厚かましいお願いをして申し訳ない」という態度を言葉で示す必要があるのです。
タイミングや、仕事を振るまでの段取りなど、人に仕事を振るのって、とにかく気を遣うし、かなりのエネルギーを使うものです。それだけは覚えておいてください。
自分が手一杯なのですから、人に仕事を振る事さえできれば、あとは自分のできる範囲の仕事をきっちりやることに集中できます
期日に間に合わせることがゴールですから、ぶっちゃけ言うと、人に仕事を振ることに成功したら、自分は別のことをしたらいいんです、極端な話、遊んでもOK。バレたら信用を失うので、こっそり休んでくださいね。
気晴らしした方がいい方向に向かいますから。自分が不得意な分野は、得意な方に仕事を振ってしまった方が気が楽です。その方が完成度の高いものができるのであれば尚更です。
仕事は長期戦です。息が詰まるほど仕事に追い込まれる前に、上手に人に仕事を振ってください。自分の身は自分で守る。仕事は段取りよく、人に振ることです。
最後までお付き合いいただき有難うございます。