買い物をしていると、ちょっとした価格変動に心を揺さぶられます。
給料が増えない時代の中で、物価が高騰すると、とたんに客足が遠のいたりするものです。
とりわけ、野菜だったり、卵だったり、食料品の価格変動はダメージが大きいですよね。
少し前まで価格が安定していた野菜が高騰してきていますし、反対に卵はあちこちで100円を切る値段が頻発しています。
一体何が影響して価格が乱高下しているのか、もはや原因が複雑に絡み過ぎて、誰もまともには説明できないんでしょうけど、日々、価格変動が起こっていることは事実です。
では、私たちはどうしたらいいのでしょうか。
幸せシェア研究所が導く答えとしましては、「欲しい物を買う。その時に欲しい物は、高くても買う、安くても買う。」が正解といたします。
どういうことかって?
買い時は誰にも分からないってことです。
食品であれば、食べたいと思った時が買い時です。
ただし、欲しい物を欲しい分だけ買うようにしてください。
高いからといって買う量を減らしたり、安いからといって欲しい量以上の買い物をしてしまっては、元も子もありません。
「市場の価格変動に踊らされない。」このことが、平穏に暮らす上で大切になってきます。
こういうことを申し上げますと、「じゃあ、毎日フォアグラとキャビアが食べたい場合はどうするんですか?」と、極端な質問をされる方がいらっしゃいます。
その人が資産家であって、財力が有り余っているのなら別ですけれど、我々庶民の感覚で考えた場合、毎日フォアグラとキャビアを食べたいというのは、分をわきまえていない愚かな発想と言わざるを得ません。
要は、自分のインカム(収入)の範囲で、食費に充てられる金額に幅を持たせることが大切ということを申し上げたいのです。
1円単位で家計簿を記録して、今月の支出は先月よりも数十円増えてしまった・・・。と肩を落とすことは止めましょうってことです。
今夜はお鍋が食べたい!けど、ネギが高いから、もやし炒めに変更・・・。ではストレスが溜まりますからから。
お鍋と決めたら、入れたい具材を買う。高くても適量を買う、安くても適量を買うのがいいんです。
野菜は高くても、豆腐が特売で安かったり、鍋の素が特売で安かったりで、最終的には考えていた予算を少しオーバーする程度で済むのですから。
今回は少し予算をオーバーしてしまったとしても、次の買い物でベーコンエッグが食べたい!と思った時に、今は卵の値段が下がっていますから、予算よりも少ない金額で済んでしまうこともあるんです。
長い目でみれば、大抵は帳尻が合ってきます。
だから、無理をして節約、節約!と意気込むのは止めて、食べたいと思った時には「高くても適量を買う、安くても適量を買う」と、自分に言い聞かせて、買い物をしてみてください。
せっかくの人生、庶民は庶民レベルの考え方と楽しみ方で豊かに過ごしたいものです。
最後までお付き合いいただき有難うございます。