セミリタイアに必要な資金は6千万円が最低ラインだと以前このブログで書いた。(セミリタイアに必要な貯金額はいくら?https://mattamatta.com/2017/10/08/semi-retired/)
そしてこのところ、休日明けの通勤途中でたびたび思うことがある。
「すべてが面倒くさい、とにかくもう働きたくないでござる。。会社に行きたくない、仕事も嫌だ、責任なんてクソくらえだ。」
全然休まっていない。。休みでリフレッシュするどころか、気持ちを切り替えるのが難しくなってる自分がいる。こんなことなら休みなしで働き続けた方がマシなのか?いや、それだと逃げ出してしまうだろう。と、悶々とする。
そこで、
親が資産家でもない平凡なサラリーマンが早期リタイアに向けて6,000万円リタイアするにはどうすればいいかを考えてみた。
まず、元銭が必要なのはいうまでもない。これがなければ始まらない。
入社3年以内に300万円がつくれるかどうか。これってかなり重要。
支出を抑えた生活をする鍛錬期間と言ってもいい。実家暮らしならともかく、1人暮らしで3年で300万円はちょうどいいハードルだ。遊びにもしっかりお金を遣って、無駄遣いはしないことだ。
このハードルを超えられたら、いよいよ投資開始だ。「投資は1,000万円を貯めてから」なんて本もあるが、それでは遅い。とにかく市場にお金をさらす時間が長ければ長いほど挽回のチャンスがあるし、資金追加のチャンス(いわゆるバーゲン)も増える。
そして入社4年目以降も年間100万円を市場に投入し続ける。そうすれば10年で1,000万オーバーに到達する。リターンがあるので100万~200万円の含み益ってところか。
年利5%でまわせたとして、10年で1,200万円超え。ここまできたら、もう少し頑張りたい。20代でしっかり遊んで無駄遣いしない習慣が身についていれば、ここからは毎年200万円を投資にまわすことも可能ではないだろうか。というか、ここは無理してでもなんとか捻出したい。
1,200万円から、さらに15年間、年利5%で毎年200万円を投資すると、6,500万円を超えてくる。
年齢でいうと、大卒で22歳で入社してから25年後。
すなわち47歳で6,500万円に到達することになる。
これでようやく「40代でセミリタイアしました」ブログを開設できる。
私は投資を始めたのが遅く、このモデルケースのようにいきそうにはないが、若い人で定年まで会社で働くイメージができない人はこの必勝パターンで早期リタイアを勝ち取って欲しい。
株式投資なので、平均リターンの5%が保証されていないことはいうまでもないが、こうして考えてみると、40代セミリタイアは現実的に思えてくる。
無理のない投資でギャンブルをせずにコツコツと積み上げれば、ご褒美はあるものなのです。
ただ、元の金が必要になってくるので、家を買うのは諦めることになる。
「マイホームは幸せを得るために必要」と考える人には合わないと思うのでふーん、と読み流してくだされば結構です。
最後までお付き合いいただき有難うございます。