夏のカイダン話

放談

都会を走る地下鉄の改札をくぐると、電車の接近に合わせて強風が吹きつけます。ホームまで進んでいこうとした時、立ちはだかるのが階段という関所です。都会の地下鉄に乗る時、よくぞこんなに深いところを、と感心してしまう駅も多いです。

通勤時間帯のエスカレーター長蛇の列は、そこまでして乗りたいアトラクションなのですか、と聞きたくなるくらいの、すさまじい行列です。

地下深くの都会の地下鉄を利用する際、低コストで健康を手に入れることを目標にしている私は、エスカレーターを使わず、迷わず階段を突き進みます。

エスカレーターは常に動いているのだから使った方がエネルギー効率がよいだとか、体力を使わないから省エネだとか、言い分は分かります。ただ私は敢えて言います。健康は足腰からですよと。 

足腰の鍛錬は将来への貯金です。

エスカレーターで涼しい顔をしている横でゼェゼェいいながら階段を上る私。足を滑らせないように気を張りながら階段を下る私。

覚悟を決めて意地になって階段を使っていた時期もありましたが、楽に流されるのなんてまっぴら御免だぜ、などと格好いい屁理屈を並び立てているうちに、今ではごく自然に階段に体が向かうようになりました 

荷物が軽くて体調がよければ一段飛ばしで上ってみたりもします。結構きついです。太ももがパンパンになりますし、上り切った後は呼吸もなかなか整いません。 

ただ、なんでしょうね、上り階段の最後で感じる小さな優越感と小さな達成感って。この小さな優越感と小さな達成感はやみつきになると思います。

階段を踏みしめる一歩一歩が自分への健康投資になると信じて。

以上、格好いいこと述べましたが、体調がすぐれない時は、都合のいい言い訳しながらエスカレーター使ってます。自分に甘く、ゆるく考えるのが長く続ける秘訣なのです。 

最後までお付き合いいただき有難うございます。

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