長期休暇がとれたので趣味のネットサーフィンに明け暮れてました。最近はYouTube動画が面白いのでついつい見続けてしまいます。
そんなにYouTubeに飢えてんの?ってくらいずぅーーーーっと動画を見続けました。
その集中力を他に活かせないのだろうかと真剣に悩むくらい、ひたすらにYouTube動画を視聴。
いやー面白い。
面白いからついつい見続けてしまうんでしょうね。一つの動画が終わった後に関連動画として出てくるタイトル一覧が、悪魔的な誘惑をしてくるので、とめどなく見続けてしまうんですよね。
そんなこんなで、家に引きこもっていたら、なんだか無気力になってきました。
まずお風呂に入るのが面倒になってきます。
という訳でお風呂に入らなくなりました。そして、次の日も引きこもり生活で、風呂に入りませんでした。
風呂に入らないと他人と会おうという気力が失せてきます。不潔だという自覚はありますからね。なるべく他人の目に触れないように生活しようとします。
ゴミを出すのも外に出る必要がありますから難易度が増してきます。他人の目に触れるのが嫌なので、最終的にはゴミ出しをしなくなって、部屋が散乱してきます。
ゴミ屋敷の初期段階ってきっとこんな感じなんだろうなと思いました。
できるだけ他人と接触しないように過ごしていると、人目を気にするという意識レベルが下がりますので、身だしなみがだらしなくなります。
流行りなんかには興味が湧きませんのでダサい服で過ごしても気にならなくなりました。
洗濯をしようという気力なんて起きませんから、同じ服を毎日着続けても不思議と何も気にならなくなりました。
ヒゲはそりませんし、床屋なんか行こうとも思いません。
鏡は見るんですけど、不潔な自分を見てもなんとも思わなくなっていました。
誰にも会いたくないので、数少ない友人の数少ない誘いも断り続けますと、誰とも連絡をとらない日々が続きます。
電話、メール、LINEのつながりを絶って孤立すると、誰にも邪魔されない解放感が味わえますから、そんなに苦ではありませんでした。
日がな一日家の中でゴロゴロとYouTubeの動画を見ているだけですから、明らかに筋力が落ちてきました。
自覚できるほどに少し動くだけで疲れやすくなりました。
疲れるから動かなくなりました。
食事もどうでもよくなります。
インスタント食品が主食となってきて、最初の頃は野菜を足したりして栄養バランスを気にしていましたが、それすらが面倒になってくるとインスタント食品だけの生活になりました。
廃人の一歩手前って状態でしょうかね。
一番の不安は健康面でした。
ときおりズキンと心臓に痛みを感じたり、呼吸が苦しくなったり、首回りのコリがひどかったりしますから、おのずと健康面の不安は増してきました。
体からの悲鳴の頻度が増していくうちに、このままじゃいかんなぁ・・・と漠然と思わせてくれました。
そして長い引きこもりにも飽きてきた頃、明るい時間に外を散歩してみると、「気持ちいい!」って実感できました。
足の筋肉が落ちたなぁと危機感も沸いてきました。長い時間歩くのも久しぶりなので筋がこわばっていたり筋肉の動きを感じることができたり。
気持も少しずつ前向きになってきました。
太陽光を浴びて長い眠りから復活した感がありました。
もっと言うと、生きてる感がスゴかったです。
鬱っぽくなっていた状態で引きこもっていた時間は無駄だったのかって?
私はそうは思いません。
充電する時間として必要だったんだと前向きに考えるようにしています。
鬱々と過ごしていた期間は何にも覚えていないことが多いので、人生を無駄にしたと後悔するより、禅の世界で悟りをひらくための修行期間だととらえた方が前向きですからね。
長いトンネルを抜けた後のまぶしい光を全身で受け止めるためにちょっと散歩しきます。
鬱々と家の中で引きこもっておられる方も安心してください。今は人生の修行の時間です。ゆっくりしましょうよ。
少し元気が充電できたら、1日10分、日光浴をしながら散歩しましょっか。
ただし、外を歩く前に最低限の身だしなみを整えないと、職務質問を受けますからご注意を。
私、何度か職務質問を受けました。最初はイライラしていましたけど、地域の安全を守るお巡りさんの立場で考えれば審者に見えて当然だろうし、こうした声掛けが犯罪の防止につながっているんだと前向きに考えて、職務質問に協力的な態度でおります。
今日は絶対にイライラしない!と言い聞かせて、幸せを見つけましょ。
今を生きている幸せをシェアします。