ビジネスの現場でひどく失礼になってしまう、「名前の呼び間違え」。
うろ覚えで声を掛ける際には慎重になるものです。
お世話になってた人なのに、名前忘れた。。
ってことがつい最近ありました。
目が合った瞬間に、「あっ!知ってる人!」と本能的に挨拶に出向くのですが、はて、どこのどなただったかしら?と。
必死で昔の記憶を引き出そうとしますが、老朽化した私の思考回路はバグが生じているらしく、検索中のままです。
どこかの何かでお世話になっているのは確かなはずなのに。
顔はしっかり覚えているのに。
困ったな…、と思いながら、久しぶりの再開をいそしみつつ、世間話で場をつなぎました。
お互いに近況を報告し合って、失礼のないように無難な感じで対応して別れましたが、あれで良かったのか、引っ掛かったまま立ち去りました。
すっかりお名前忘れてしまいました、どこでご一緒させていただいてましたっけ?
なんて聞けませんでした。
だって、向こうは覚えていてくれていたんですから。
悔しいなぁ、そして悲しいなぁ、なんて自分が情けなくなりながらトボトボ歩きます。
誰だっ?誰だっ?誰だ~♪
って半分諦めかけたその時、ふと記憶が蘇ってきました。
1件ヒットしました!ピコーン!
なんて遅いんだ、私の脳内検索エンジン。。
あんなこと、こんなことが次々思い出されます。
昔、仕事で一緒に過ごした仲間でした。
やった~、スッキリした!って感情と同時に訪れる自己嫌悪。。
そっけなさ過ぎた。。逃げるように立ち去った自分のバカ、バカ、バカってね…。
まぁ思い出せただけ、良かった良かった。
いやいやいや、懐かしの昔話に花を咲かせて、お礼を述べるなりが、できたはず…。
その日暮らしで自分の事しか考えてないから、お世話になった人を思い出せないんだ…、きっと…。
感情の浮き沈みが収まりません。
こんな時はどうしたらいいのでしょうか?
私の頭の容量が少ないせいか、いろいろ考えることを止めて、うたた寝をするのでした。
ダメだこりゃ!
最後までお付き合いいただき有り難うございます。