コーヒーはホット派ですか?アイス派ですか?
私は断然ホット派です。コーヒーは香りを満喫したいので、湯気となって漂う香りが好きっていうのもあります。
が、暑い日に外で飲むコーヒーとなると話は別で、つい先日、暑い日に外で飲む際には、無意識のうちにアイスコーヒーをオーダーしていました。
私はホットでコーヒーを飲む際、砂糖を半分くらい入れるか、もしくはブラックかで飲むようにしています。
コーヒーショップで、砂糖は2種類置いてあるのはご存知ですか?
透明な容器に入った液体の砂糖と、粉末のスティック状の袋に入った砂糖です。
ホットコーヒーの場合は、コーヒーが冷めないように、粉末の砂糖を使い、アイスコーヒーは粉末の砂糖だとなかなか溶けないので液体の砂糖を使うのが正解です。
そんなの知っているよ、という方も多いと思うんですが、念のため。
さて、アイスコーヒーに使われる液体の砂糖、これがくせ者なんですよ。
先日の暑い日に無意識にアイスコーヒーをオーダーしてしまった私は、液体の砂糖を手にとり、半分入れようかと蓋を開けました。
ところがです。
液体の砂糖は半分だけ入れることができません。
粉末の砂糖であればスティック状の紙容器から半分ほどサラサラと注いで、残りは紙をくるくると巻いてポイ捨てできますが、液体の砂糖では半分残しができないんです。
透明なプラスチック容器に入った液体の砂糖は、半分残してポイができません。
容器にべっとりとした液糖が残ったまま、ゴミ箱に捨てられますか?
常識人の私にはできませんね、そんなこと。
ゴミ箱に液体を捨てるという行為はNGですし、もしゴミ袋に穴が開いていたらゴミ箱自体が液糖でベトベトに汚れてしまって不衛生になってしまいますから。
そんなわけで、液体の砂糖をたっぷりと注ぎ、いつも飲むホットコーヒーよりも甘い甘いアイスコーヒーを堪能した訳です。
それはそれで美味しかったです、その時は。
恐怖というものは、その後数時間後に襲ってきました。
もともと血糖値の変動が激しいという私の体質もあるのですが、甘い甘いアイスコーヒーを飲んでいる時は、おいしいし、頭も冴えるし、陽気な気分に浸れるのですけど、数時間後に激変します。
数時間後の私は、顔面蒼白、指先の震え、頭が働かない、なんだか落ち着かない、呼吸が浅い、・・・という、低血糖症状に襲われたのです。
意識が朦朧とする中で、急いでなにか糖分をとらなければ・・・という程のグロッキー状態に。
やられてしまったわけです、液体の砂糖という悪魔に。
いつもよりも多く砂糖を入れた事が原因かもしれません。
そして何より、液体の砂糖は体内に吸収されやすく、血糖値が急激に上昇するのだということを、身をもって経験しました。
低血糖の症状で苦しむくらいであれば、これから暑くなる季節に無意識にアイスコーヒーを買ってしまったとしても、ブラックで飲もうと心に誓うのでした。
もう嫌です、低血糖でグロッキーな状況に陥るのは。
アイスコーヒー、液体の砂糖使用禁止令
私の中で、本日から施行されました。
最後までお付き合いいただき有難うございます。