マウスの実験レベルではあるが、ジャングルの音(=自然の音)を聞かせたマウスは寿命が平均で17%も伸びたという。
平均で17%ですよ!
しかも、それぞれ遺伝的に個体差はあるので、普通に飼育した環境では早死にするマウスと長生きするマウスがいる訳なんですけど、ジャングルの音を聞かせたマウスは早死にするマウスが少なかったとか。
音だけでこれだけの差が出るってすごいですよね。
原因としては、ホワイトノイズが影響しているのではないかと言われています。
このホワイトノイズというのは、人間が音として聞き取れる周波数以外の音を含めた自然界の音です。
「なんだか疲れたな~」って時に、「大自然の中に身を投じたい」って思う事ありませんか?
都会の生活に疲れていたり、自律神経が乱れていたりすると、本能的に自然の音を欲するのかもしれません。
鳥のさえずりや、昆虫の鳴き声がひしめく自然界。
大自然の中で私たち人間が聞き取れているのは限られた周波数の音だけであって、実際には膨大なホワイトノイズが飛び交っているのです。
すごいことだと思いませんか?
聞き取れない音に癒されて、リラックスできて、寿命が延びる可能性があるのですから。
ホント、まだまだ知らないことが多いんだなぁと、痛感させられます。
都会で生活していると、どうしても車の音やらパソコンやらコピーやらの機械音で知らず知らずの内にストレスを溜めているのかもしれませんね。
とはいえ、自然豊かな場所に行くにはお金も時間もかかりますから、手軽に自然の音を浴びようと、近所の動物園か野鳥公園に行こうかと思います。
ちょっと違いますけど、何もしないよりはマシ!って言い聞かせて。。
長生きしたい!
最後までお付き合いいただき有難うございます。